目次
学歴が高い方が就活は有利
有名企業には学歴の高い人たちばかりが集まります。
これは低学歴にとっては辛いです。
では、なぜ就職活動で低学歴が不利だと思いますか?
頭が悪いから?論理的思考ができないから?
東大、京大などの日本のTOP大学以外の人たちは、少なくとも1回は学歴の壁を感じたことがあるはずです。
しかし、就職活動において学歴が低くても、人気企業に合格する人たちは、毎年一定数います。
なぜでしょうか?誰しもが「優秀だからでしょ」と思うでしょう。
優秀という言葉で片付けるのは簡単です。確かに優秀だから、受かるんです。
低学歴なのに受かる理由を、今回は紐解いていきたいと思います。
男子なら必ずやるゲームパワプロくん
皆さんパワプロくんってゲーム知っていますか?
男子なら、少年時代に、必ず熱中したゲームの一つです。今回は女性もいると思うので、ゲームの内容を軽く説明します。
パワプロくんは、野球ゲームです。
自分が野球選手になり、プレイすることができます。
例えばバッター選手だと、パワー、守備力、ミート力、走力などの能力があります。それの能力は基本的に初めは全てEやFです。
しかしゲーム中に鍛えていくことによって、能力が上がります。
つまり鍛えるほど、全ての能力がAに近づいていきます。
そして、その能力が高ければ高いほど、その選手は結果を残すことができます。
そしてどんどん結果が出るようになり、年棒も上がっていきます。
大体どんなゲームか、おわかりいただけたでしょうか?
就活生はパワプロくんと同じ
僕は就活生はパワプロくんと同じ評価がされると思っています。
例えば面接官はたくさんの指標の中から、面接をしているでしょう。
例えば具体例をあげると、主体性、論理的思考力、行動力、コミュニケーション力などがあります。
これはパワプロくんのバッターでいうと、パワー、守備力、ミート力に当たります。
そして、面接官にどれくらいの能力があるのかを評価されます。
その形の面積が大きければ、大きいほど優秀な学生だと思われます。
なので、就活あるあるなのですが、優秀と言われる人は別に志望していない企業でも受かってしまいます。
面積が広ければ広いほど、有利なんです。
一つの指標に学歴がある
さて、この記事の本題ですが、なぜ低学歴が不利なのか。
それはこのパワプロくんのチャートにあります。
先ほど、主体性、論理的思考力、行動力、コミュニケーション力などの例をあげましたが、この中に学歴があります。
つまり下の図のようになります。
学歴を含めた、就活生のチャートが出来上がります。
つまり東大がマックスで学歴が低ければ、低いほどここの指標が低くなります。
高学歴の学生に簡単には勝てない
このチャートを見ていただければ、おわかりになると思いますが、運では低学歴の人間は高学歴に勝つことはできません。
なぜなら、就職活動を始める前から、学歴のチャートが低いというハンディキャップをおっているからです。
企業によっては、ESの時点で学歴の能力が低いとその時点で切ります。これが学歴フィルターです。最低限の学歴の指標がないと、面接もしてくれません。
正直ここでフィルターにかかる企業だと、望みはほとんどありません。
またハンディキャップがあるので、高学歴に勝つには難しいです。
理由は簡単です。同じ大学生です。相対的に見て、4年間やってることなんて、どの大学生もたいして変わりません。
つまり学歴のチャートだけ低く、他のチャートは同じくらいになります。そうなった時、当たり前ですが、高学歴の学生の方を、面接官は採用します。
これは仕方のないことです。
どうしたら高学歴に勝てる?
つまり、就職活動では、学歴をカバーするために、自分のチャートを大きく見せれるようにしなければいけないんです。ではその自分のチャートってどうやったら大きく見せることができるのでしょうか?
主に2つの要素から構成されています。それは今まで、行ってきた活動と面接です。僕は7:3で能力チャートはできると思っています。それでは一つずつ見ていきましょう。
今まで行ってきたこと
これは、残念ながら就職活動を始める時点で、すでに決まってしまっています。
サークル、部活、インターン、留学、皆さんが学生生活で挑戦してきたことがありますよね。
やってきたことの凄さをアピールしましょう。面接やESを見てもらえる時間は限られています。
短い時間で、面接官にインパクトを与え、能力チャートを大きく見せることが大切です。
極端にいえば、起業していくら稼ぎましたとか、体育会で日本一とかは誰が見てもすごいと思えるいい例です。
ここまでの実績がある人は中々いませんが、いかに学生時代に人と違うことで、結果を残してきたかが重要です。
なぜなら、学生がよくやることで、差別化を図ることは難しいからです(人にもよりますが)。
例えば、就職活動には留学経験者は、たくさんいます。そんな中、留学しましたと言っても、面接官は、そこまで評価してくれません。
では、どうすればいいのか。先程言ったように他の学生がやらなそうなことに挑戦するんです。
先程の例でも、ただ留学したではなく、留学先で学生団体を立ち上げ、メンバー20人のリーダーをしていました。
普通の留学 +αで、実は人があまりやっていないことになります。
このように、自分が挑戦していることに、どんどん差別化していきましょう。
つまり、就職活動ではやってきたことが重要です。現在、あまり自信があまりない人は、これからでもいいのでしっかり用意しましょう。
面接
いかにやってきたことが凄くても、実際に面接で伝えることができなければ意味がありません。
面接では面接官から、実際に話すことで「本当にできそうな人なのか」を見られています。
ESなどで、ある程度、能力チャートは決まっていますが、そこからそのチャートを大きくするにも、小さくするのもあなた次第です。
面接に関してはこちらの記事を参考にしてください。
合わせて読みたい
【例文あり】就活の面接は最初の1分30秒で結果が決まる。何を話せばいいのか教えよう。
企業によって重視している能力は違う
当たり前ですが、企業によって、学生に対して求めているものは違います。
主体性、行動力、コミュニケーション能力等の基本的なことは同じですが、その中でどれを重要視してるのかが違います。
行動力Aを探してるかもしれないし、主体性A人材が欲しいかもしれない。それは実際のところはわかりません。なので事前に能力チャートを少しでも大きくしておくことが重要なんです。
まとめ
いかがですか。今回の考え方はあくまで僕の考え方です。
僕は、実際超有名企業に行く人も、就活で落ち続けてしまう人も、そんなに能力は変わらないと思っています。
何が違うか、面接官が感じる能力チャートの大きさです。
能力チャートの大きさの後に、さらに絞るために、自己分析、志望度、社風似合っているかで合否が決まると思っています。
就活生は学生のうちに少しでも能力チャートを大きくすれば、自分の選択肢が広がります。
コメントを残す