ボストンキャリアフォーラム対策講座に参加した学生たちの軌跡を記録します!
講座に参加する前、全4回の講座の各回終了後、そして内定獲得まで、彼らにインタビューを敢行することで、
いつ、どのような活動をしていたか、どのような考えに基づいているか、いかに内定を獲得するか
を記録しようと思います!
インタビューによる、準備~本番までのリポートは随時更新していきます!!
17人のまとめ一覧はこちら!
目次
- 1 プロフィール・バックグラウンド
- 2 【2016年8月4日】第1回講座-自己分析・企業分析編-
- 2.1 キャリアのゴールや成し遂げたいことは何でしたか?(目的)
- 2.2 それをどのように達成しようと思っていましたか?(手段)
- 2.3 志望業界・企業は何でしたか(ボスキャリ&帰国後)
- 2.4 これまでやっていた自己分析の方法について具体的に教えてください。
- 2.5 これまでやっていた企業分析の方法について具体的に教えてください。
- 2.6 ボスキャリへの対策は何をしていましたか?
- 2.7 留学先に来てからやってきた事・積み上げた事、チャレンジしてきた事は何ですか?
- 2.8 あなたの9BOXシートを見せてください。
- 2.9 キャリアのゴール(目的)におけるあなたの考えについて、講座を受けての変化があれば教えてください。
- 2.10 目的のための手段における考えについて、こちらも変化があれば教えてください。
- 2.11 改めて、志望業界・企業について理由も含めて教えてください。
- 2.12 現状の自分に自己分析として必要なものは何ですか?
- 2.13 今後、自己分析をどのようにやっていくか、教えてください。
- 2.14 同じく、企業分析をどのようにやっていくか、教えてください。
- 2.15 現在の自分に活動実績として必要なものは何だと判明しましたか?
- 2.16 その他ワークショップを通して学びを得られたことを教えてください。
- 2.17 次回(ES編)までにする事を教えてください。
- 3 【2016年9月1日】第2回講座-ES編-
- 4 【2016年10月7日】第3回講座-面接編-
- 4.1 「面接」に対して、過去(ワークショップを受けるまで)にどのような準備・対策をしていましたか。
- 4.2 今回のワークショップで面接について学んだこと、役立ったことはなんですか。
- 4.3 これからボスキャリ当日までの間、どのような面接対策・準備をしていこうと考えていますか。
- 4.4 何社に事前アプライしましたか。そのうち何社で事前面接がありましたか。
- 4.5 事前アプライの際の、「企業選びの軸」を教えてください。
- 4.6 事前アプライ、ES提出の時期はいつでしたか。
- 4.7 CFN共通レジュメ/ESにおいて書いたこと、アピールしたことは何ですか。
- 4.8 事前面接の方法、内容について教えてください。
- 4.9 回答ありがとうございました!それでは当日、頑張ってください!!
- 5 ボストンキャリアフォーラム当日の結果
- 6 【ボスキャリ終了後】振り返り・反省
- 7 これからボスキャリに参加する後輩へのアドバイス
プロフィール・バックグラウンド

名前、年齢、大学、学年、出身を教えてください。
山野辺 香 21歳 東京女子大学 大学4年次を休学中 埼玉県出身
大学で学んでいたことは何ですか?(専攻、ゼミ等)
国際関係専攻
ゼミ:社会言語学
課外活動の経験について教えてください。(大学での授業以外にやったこと等)
テニスサークルでの幹部としての活動。
大学生や社会人で構成されている経営塾への参加。
日本でのバイト・インターン・就活経験について教えてください。
バイト:河合塾でのチューター
インターン:特になし
就活:説明会への参加・企業訪問・OBOG訪問
留学に来た理由・目的・得たいこと を教えてください。
女性として世界で活躍できる人材とは何かを知るため。
ボスキャリに参加する理由・求める結果・展望を教えてください。
自分の志望する業界・企業が参加しているため。また、日本に帰った時、就活はすでに始まっているため、その際にアドバンテージとなるものを持っておきたいため。
今回、本ワークショップに参加した理由・期待していることは何ですか?
ボスキャリに向けてやることがたくさんあることはわかっているが、具体的にどのようなことが自分には必要となるのか理解するため。
【2016年8月4日】第1回講座-自己分析・企業分析編-
第1回講座-自己分析・企業分析編-の講義内容はこちらです!
まずは第1回講座に参加する以前までについてです。
キャリアのゴールや成し遂げたいことは何でしたか?(目的)
日本の中小企業の技術や製品を海外へ広めること。
それをどのように達成しようと思っていましたか?(手段)
日本に埋もれている中小の技術や製品を海外へ売る。
志望業界・企業は何でしたか(ボスキャリ&帰国後)
商社・ロジスティック・メーカー
これまでやっていた自己分析の方法について具体的に教えてください。
自分の将来やりたいことをまず考えて、過去にどんなことをしてきたのか考えていた。
(問題点:将来のことに縛られて、過去の自分を無理やりつなげようとしていた)
これまでやっていた企業分析の方法について具体的に教えてください。
ネットや本での分析。説明会へ参加し、実際に働いている人の話を聞く。企業訪問。
ボスキャリへの対策は何をしていましたか?
先に挙げたような自己分析。また、ボスキャリへ参加することが判明している企業の分析のみ。
留学先に来てからやってきた事・積み上げた事、チャレンジしてきた事は何ですか?
ボランティア活動への参加。シアトルで働いている日本人と積極的に会う。Japan fairに向けてのオンラインマーケティング。S to S(学生団体)での活動。
ここからは「講座を受けてどのように変化したのか」インタビューしました。
あなたの9BOXシートを見せてください。

キャリアのゴール(目的)におけるあなたの考えについて、講座を受けての変化があれば教えてください。
日本の中小企業を日本に留まらせておくだけではなく、グローバルに展開し活性化させること。
目的のための手段における考えについて、こちらも変化があれば教えてください。
会社へ入ることがゴール(目的)のように感じてしまっていたが、それは手段であるということ。
改めて、志望業界・企業について理由も含めて教えてください。
商社:中小が自力では交渉できない技術や製品を実際に世界とつなぐことが可能。
銀行:金銭面において世界とつなぐことが可能。
鉄鋼業(専門商社):商社の理由と同様。より具体的な製品を届けることが可能。
(現状わかっていることはこれくらいであり今後変わる可能性はあると考えている)
現状の自分に自己分析として必要なものは何ですか?
9BOX将来と過去をしっかり埋めることで今やるべきことを明らかにすること。
今後、自己分析をどのようにやっていくか、教えてください。
今やるべきことを埋めていく。具体的には、ボランティア等でマーケティングなど実務的な経験を積むこと。
同じく、企業分析をどのようにやっていくか、教えてください。
自力で全て調べた後に、そこでの疑問をOBOG訪問(電話やメール)にて聞く。
現在の自分に活動実績として必要なものは何だと判明しましたか?
実務的な経験。
その他ワークショップを通して学びを得られたことを教えてください。
当たり前のことだが、企業に合わせて自分を持っていくのではなく自分主体で就活することが何よりも重要であると認識できたこと。
次回(ES編)までにする事を教えてください。
先に挙げたような自己分析や企業分析。
【2016年9月1日】第2回講座-ES編-
現時点での志望企業TOP5(ボスキャリ参加企業)を教えてください。
LIXIL
三菱東京UFJ銀行
三菱商事
阪和興業
資生堂
現時点での志望企業TOP5(ボスキャリ関係なく)を教えてください。
LIXIL
TOTO
新日鉄住金
総合商社
銀行
前回のワークショップを終えてから、現在までした自己分析・企業分析について教えてください。
金融業界に興味があったが、自分の目的を果たせるか疑問であったのでOB訪問をして確かめた
ESを書くうえで苦労したこと、うまくいかなかったことは何ですか。
自分のこれまでの経験が将来やりたいことに関係ないことが多く、志望動機につなげることが難しかった。
ワークショップのどの部分、どの内容がESを書くうえで自分のためになりましたか。
ESにおいて何が足りていないのかを確認できたこと。
【2016年10月7日】第3回講座-面接編-
第3回講座-面接編-の講義内容はこちらです!
まずは「面接の対策」についてお聞きします。
「面接」に対して、過去(ワークショップを受けるまで)にどのような準備・対策をしていましたか。
大学にセミナーで軽く知ってたくらい
今回のワークショップで面接について学んだこと、役立ったことはなんですか。
面接官の食いつきを注意深く見ること
これからボスキャリ当日までの間、どのような面接対策・準備をしていこうと考えていますか。
とにかく多くの企業と面接するようにした
ここからは、「事前アプライ」についてお聞きします。
何社に事前アプライしましたか。そのうち何社で事前面接がありましたか。
事前アプライ・・・10社、事前面談・・・5社
事前アプライの際の、「企業選びの軸」を教えてください。
自分の就活の軸とマッチしているところ
事前アプライ、ES提出の時期はいつでしたか。
10月
CFN共通レジュメ/ESにおいて書いたこと、アピールしたことは何ですか。
共通:他と被らなそうな自分の経験。
ES: 志望動機は企業分析と自己分析を比較しながら、企業の求めていることを書いた。
事前面接の方法、内容について教えてください。
全ての会社で共通のこと
skype面接 30-60分くらい
就活の軸、なぜ留学しているか、なぜBCFに参加しているか、逆質問
中には、ケース問題を解くところや、幼稚園からの自己分析をしてくださいと言われたところもあった。
回答ありがとうございました!それでは当日、頑張ってください!!

ボストンキャリアフォーラム当日の結果
ボストンキャリアフォーラム当日のレポート記事はこちら!
ボストンキャリアフォーラム当日の様子や、その結果についてお聞きします。
志望企業上位3-5社とその結果を教えてください。
外資系ITコンサルA社:内定
住宅系メーカーL社:今後最終面接
インターネット系R社:今後最終面接
上で回答した企業の内定獲得(または落選)までの流れを教えてください。
外資系ITコンサルA社
①事前説明会に参加
②人事面接+社員面接@BCF
③ESとWEBテスト
④最終面接@スカイプ
→内定
住宅系メーカーL社
①事前応募(CFN)
②WEBテスト
③人事面接+ディナー@BCF
④役員面接(BCFにて)@BCF
→日本で最終面接
インターネット系R社
①事前応募+WEBテスト
②人事面接@skype
③人事面接@BCF
④役員面接@BCF+ディナー
→今後スカイプにて最終面接
面接ではどのような質問をされましたか。
自己紹介
就活の軸→なぜ
どこの業界を受けているのか→なぜ
留学理由
失敗した時どのように乗り越えたか
志望動機
周囲からどのような人と言われるか
グループにいたらどのような立ち位置か
自分の強み及び弱み
逆質問
企業によってはケース面接あり
面接で特に重視されていると感じたポイントや、掘り下げられた部分はどこですか。
全ての質問に言えることは、自分が回答した後に「なぜ?なぜそう思うの?」と聞かれること。
基本は自己分析した内容を聞かれ気がする。
自己分析と企業分析をしておけば特に困ることはないと思った。
参加したディナーの様子を教えてください。
木曜:ベンチャー系B社 10名くらい
席は指定された。和やかな雰囲気だったが、代表も出席していてESに書いた内容を聞かれた。ES読み込んできているなと感じた。その後複数回面接をし内々定。
金曜:L社 4名
終始和やか。その後役員面接をし日本で最終予定。
土曜:R社 15名くらい
終始和やか。その後最終予定。
【ボスキャリ終了後】振り返り・反省
ボスキャリに参加したみなさま、お疲れ様でした!ボスキャリを終えての反省についてお聞きします。
勝因(内定を獲得できたポイント)だと思う部分はどこですか。
9boxを中心に自己分析をしっかりしたこと。面接で困ることは基本的になかった。
自己分析に合わせて、企業分析をする。自分と企業のどこがマッチしているのかをしっかり理解しておくと面接官に突っ込まれないと感じた。
同じく、敗因だと感じる点やもっと準備すべきだった点は何ですか。
OBOG訪問をもっとできれば、より質の高い逆質問をすることができたと思う。
今後の就活の予定について教えてください。
帰国後就活をするか迷い中。
入社する/入社しない など、上で答えた選択をした理由を教えてください。
BCFに参加した企業は200社程度なのでその中で決めて良いのかと考えたから。
ボスキャリ準備~本番において、ワークショップを通し役立った内容は何ですか。
これからボスキャリに参加する後輩へのアドバイス
9BOX
事前準備(自己分析、企業分析、OB訪問、ES、面接準備など)についてのアドバイス
自己分析をしっかりすることが大事だと思う。家族や友達にfeed backをもらいながらやるととても効果的だった。幼稚園から遡るのもオススメ。
当日の振る舞い(面接、ウォークイン、ディナー、スケジューリング、持ち物、会場内の注意点など)についてのアドバイス
・木曜の朝にboston入りした方が良いと思う。木曜夜だとその日の説明会や面接、ディナーに参加できない。
・会場から歩けるところに泊まる。
・お昼を買ってから会場入りする。
ありがとうございました。最後に、ブログ読者になにかひとことあればどうぞ。
事前の準備が全てだと思いました。
夏くらいには自己分析や企業分析を始めるべきです。
また、事前に面接をたくさん受けておくことをお勧めします。練習になるし、同じことを聞かれるなって感じます。
インタビューは以上になります。
ボスキャリは留学生にとって大きなチャンスである反面、情報が入手するのが難しく、対策しにくいという側面があります。
今回の「準備対策講座」、「留学生アンケートによる軌跡」を通し、その一助となれば幸いです。
コメントを残す