シアトルへの旅行や留学を考えている方が気になること、それは「シアトルの治安」だと思います。
また、ご家族がシアトルに住んでいるという方は、とくに心配されていると思います。
よく日本よりも海外の治安は良くないだなんて聞きますよね?本当にシアトルはそうでしょうか?
目次
シアトルは「安全」…?
実際のところシアトルは、他のアメリカの主要都市と比べてもとても安全ということが言えます。
例えば、バスの中や鉄道の中、夜の街中を見ていてもそう感じます。
では、シアトルが比較的安全なのはなぜでしょうか?
それは、シアトルという街の特徴にあります。
シアトルは「第二のシリコンバレー」と呼ばれ、近年急発展を遂げています。
MicroSoftやAmazonをはじめ、シアトル発の大企業が優秀な人材を全世界から集め、また、AppleやGoogleなど名だたる企業が人材確保のためにシアトルに進出し、さらに優秀な人材が世界から集まるという構図になっています。
つまり、簡単にいうと、
シアトルは世界的大企業と優秀な人材が集まるリッチな街ということです。
シアトルの地価も急騰を続けており、成長のさなかにあります。
ですので、海外の他地域に比べて、比較的裕福な人々が住む安全な街と言えるでしょう。
しかし当然ながら、夜中の11時や12時まで出歩いてて、安全かと言われれば、そんなことはありません。
アメリカ全土の中で安全とは言いつつも、やはり銃や麻薬の保持者、ホームレスの数が多いことなどを忘れてはいけません。
そこで、今回、みなさんが旅行や留学でシアトルに来ることがあったら、
危険なポイントは押さえつつ、最大限にシアトルの街中を楽しめるように
シアトルの治安について紹介していきたいと思います。
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シアトルダウンタウンの中で危険な地域
最初にシアトルに観光するとき、危険だと知っておくべき、注意すべき地域を紹介していきたいと思います。
参照元:https://www.neighborhoodscout.com
色が濃い部分は比較的安全地域となっており、色が薄い部分は、危険な地域となっています。
特にセーフコフィールドやセンチュリーリンクスタジアムの周辺や、近くにあるチャイナタウンは治安があまり良くなく、注意する必要があります。
ホームレスやドラッグをやっている人がたまにいるので、注意しましょう。
参照元:https://shunsukeiwai.blogspot.com
それと素晴らしい建築物があるワシントン大学の周辺(ワシントン大学の素晴らしさは、下記の記事を参考にしてください。
ですが、実は危ないのです。
なぜなら、ワシントン大学周辺は学生寮となっており、学生が夜お酒やタバコ、ドラックを吸い、騒いでいるため、治安は良くありません。
ですが、シアトルダウンタウンは安全な場所が多く、観光名所であるパイクプレイスマーケットやスペースニードルのあたりは安心できます。
シアトルの犯罪件数
次にみなさん気になっているのが、どれだけ犯罪がシアトルで起きているのかということだと思います。
そこで、シアトルの日本領事館で出されている統計を日本で一番犯罪件数が多い大阪府と比較してみました。
こちらが、一年間にシアトルで起こった事故件数です。
シアトルが他の都市に比べてどうかとういうことを調べたい場合、右から3番目や、2番目を見ていただければ、10万人あたりどれくらいということがわかります。当サイトで他の都市とも比べられるため、ぜひ気になる方はどうぞ。
ここにある犯罪名を和訳すると、
- Murder=殺人
- Rape=強姦
- Robbery=強盗
- Assault=傷害
- Violent crime=暴力犯罪合計
- Burglary=侵入盗
- Theft=泥棒
- Vehicle theft=車両盗難
- Property crime=窃盗犯罪件数
アメリカは強盗、窃盗などの数がものすごく多く何千件、何万件と発生しているのがわかります。
次に大阪府の犯罪件数です。
参照元:https://www.police.pref.osaka.jp
実は、大阪府の殺人件数はシアトルと比べ、単純に5倍はあるのです。
ですが、それよりも強盗や窃盗の数が比べものにならないほどにシアトルの方が多く、
観光時には気をつけなければなりません。
シアトルの旅行にはこれ!
危ないところはやはりたくさんあります。旅行に行く際はこれを買っておきましょう。
みなさんがこの本を見て、行く場所は比較的安全な場所しか書いてありません。
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海外旅行中などで注意すべき6つの点
では、皆さんがシアトルに来た時、気をつけるべき点について述べていきたいと思います。
1.現金を多く持ち歩かない。
みなさん日本にいる時は、現金で支払うことが多いですよね?
カードだと上限なく使いすぎてしまうことを恐れてしまうので…
ですが、アメリカに限らず、海外旅行ではカードを使うようにしましょう。
なぜなら、日本に比べて窃盗の数が非常に多いため、現金を取られたら返ってきませんが、
カードはその場合使用停止できるので安心です。
2.夜遅くまで出歩かない。
これはよくお聞きするかと思うのですが、やはり危険です。
ここシアトルに限らず、アメリカには夜になると大麻を吸っている人だったり、大声をあげて歩き回る人、ホームレスの人などがたくさんいます。そういう人たちにはできるだけ関わらないようにするべきです。
それに、夜に人通りの少ないや、ゴミが多く落ちているところ、あかりの少ないところなどは歩かないか、気をつけて歩くようにしましょう。
3.知らない人に話しかけられても気にしないようにする。
アメリカと日本の路上で明らかな違いはホームレスの方などが、お金を求めているというところです。
よく歩道や交差点にいますし、こちらが立ち止まって地図などを見ていても話しかけてくることがあります。

もし話しかけられても気にしないでおくか、no thanks(結構です)というようにしましょう。
もし話しかけられたことに答えて、それで終わる人もいれば、しつこく聞いてくる人もいるので、一番危険にあいにくい方法を取ることがベストです。
4.カフェやレストランで荷物を置きっぱなしにしない。
よく日本では席を取るために荷物を置いている人を見かけますが、海外ではしないようにしましょう。
先ほども言った通り、窃盗が多いため置いていると持って行かれてしまうことがあります。
実際に僕の友達もその被害にあったことがあり、携帯を持って行かれていました。
一緒にいる人や、近くにいる人、店員の人に見てもらうことが一番いいと思います。
5.ぼったくりや詐欺にあってないか確認する。
名前が知られている有名なお店であったり、人気なレストランでは起きないのですが、
小さいお店や屋台では、カードの請求金額が間違っていたり、スキャニングされることが稀にあるので、
そういった場合は現金で払うのが賢い方法です。
なので、カードと少量の現金を併せ持っておくことがベストです。
6.パスポート、現金などの貴重品は一番取られにくいところにしまう。
パスポートは一つしかないので、お分りいただけると思うのですが、
よく現金をよくスーツケースや靴の中など、バラして入れるべきだと聞きます。
確かに盗まれた時、被害が少ないことが利点ですが、いちいち面倒ではありませんか?笑
それにスーツケースや金庫の中に隠したとしても、確認するまで盗られたかどうかなどわかりません。
なので貴重品は自分自身の一番身近な場所で管理した方が安心できます。
それでも不安だという方は、盗まれても困らない額の現金をスーツケースに入れておきましょう。
以上が海外旅行などで気をつけるべき点です。
参照元:https://cyta.jp
次ページで実際に留学生があった被害を紹介します!
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